介護タクシードライバーに向いている人の特徴

介護タクシードライバーが向いているのは、コミュニケーション能力が高い人です。
タクシードライバーは接客業であり、そして介護士は対人援助職です。
そのため、コミュニケーション能力は必ず必要となるでしょう。
タクシー運転手とは違い、介護タクシーは利用者のお宅に出向き、何回も同じ人を目的地まで送り届けることになります。
身体状況を理解し、利用者に寄り添ったケアをして、信頼関係を築いていくことが大切です。
コミュニケーション能力が必要だからと言って、卓越した話術を身に付ける必要はありません。
相手の話に耳を傾け、受容してあげる傾聴力も立派なコミュニケーション能力の一つです。
多くの高齢者は、話をきちんと聞いてくれるだけで喜んでくれるものなので、相手の気持ちに寄り添いながら、表情、声のトーン、距離感、ジェスチャーなどの非言語的コミュニケーションも駆使し、円滑にコミュニケーションを行っていきましょう。

他に介護タクシーが向いている人は、責任感が強い人です。
介護タクシーでは、身体の不自由な人を目的地まで安全に送り届けることが大切です。
それだけでなく、お出かけ先で事故にあったり、ケガをしたりしないよう、利用者のことを優しく見守ることも必要でしょう。
また、利用者は高齢者が多いため、急に具合が悪くなるなどの異変が発生することも珍しくありません。
いざという時にきちんと命を守れるよう、介護と知識とスキルを身につけ、責任感を持って仕事に取り組むことが大事となります。